イエローゴールドやK18って何?特徴や指輪のお手入れ方法を紹介
2020.04.27
華やかで明るい印象が魅力のイエローゴールド。
日本では結婚指輪や婚約指輪の素材としてプラチナの人気が高いですが、ゴールドにもプラチナには負けない魅力がたっぷり!
イエローゴールドの指輪を検討している方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
結婚指輪や婚約指輪を購入する前に素材の特徴やお手入れ方法を知って、後悔のないように選びたいですよね。
この記事では、イエローゴールドの特徴やK18について紹介していきます。
カラーゴールドの代表「イエローゴールド」とは?
イエローゴールド(K18YG)は色味ではなく素材のことで、ゴールドに銀や銅を混ぜた合金です。
ゴールドの含有率が高いほど黄色味が強い発色になり、含有率が低いほど柔らかく優しい印象になります。
銀や銅の割合によって色合いや性質が異なりますので、シンプルなデザインから複雑なデザインまでお好みに合わせて加工できます。
イエローゴールドの特徴は2つです。
- プラチナと同じ硬度で変色に強い
- カジュアルな色合いで日本人の肌に馴染みやすい
ファッション性が高く普段使いしやすい色味ですので、おしゃれにこだわりたい方にぴったりです。
ピンクゴールド、ホワイトゴールドとの違い
どのカラーゴールドも、主な素材はゴールドです。
ゴールドにパラジウムを加えるとホワイトゴールドに、銅の割合が多くなるとピンクゴールドになるなど、混ぜ合わせる素材によって種類が変わります。
- 黄味がかった色味が好きな方はイエローゴールド
- 肌への馴染みやすさならピンクゴールド
- 涼しげで落ち着いた印象を与えたいならホワイトゴールド など
K18であればどれもブライダルリングとして充分な強度や耐久性がありますので、色のお好みに合わせて選んでみてください。
“K18”のKや18の意味について
結婚指輪や婚約指輪に使われるゴールドは、K18といって金の純度が75%のものがほとんどです。
K18の他にも、K10、K14、K24がありますが、ジュエリーに含まれるゴールドの割合で名前が異なります。
- K10:ゴールドが全体の42%
- K14:ゴールドが全体の58%
- K18:ゴールドが全体の75%
- K24:ゴールド100%
K24は柔らかいため傷つきやすく加工しにくい性質を持っていますので、銀や銅を合わせることで硬度や強度を強くしています。
“K”は、カラット(krat)というゴールドが含まれる純度を24分率で示す単位の頭文字です。
イエローゴールドを自宅でお手入れする方法
純金は半永久的に変色や変質しない性質を持ちますが、イエローゴールドには銀や銅が含まれているため、長く身に着けていると変色します。
イエローゴールドの簡単なお手入れ方法2つを見ていきましょう。
メガネ拭きやジュエリー専用クロスで拭く
メガネ拭きやジュエリー専用クロスでこまめに拭き掃除するのは、お手入れの基本です。
指輪を美しく保つには、セーム革もおすすめです。
定期的に結婚指輪や婚約指輪をクロスやセーム革で磨くだけで、表面に艶が蘇ります。
中性洗剤で優しく洗う
油汚れのような落ちにくいものは、中性洗剤とぬるま湯を混ぜ合わせた中にイエローゴールドの指輪を入れましょう。
手で優しく洗うだけでくすみや皮脂汚れが落ちて、きれいなゴールドに元どおり!
洗ったあとは水洗いして、柔らかい布で優しく拭き取ってくださいね。
こまめにお手入れすることで、イエローゴールドの指輪は長く輝き続けます。
半年〜1年に1度は専門店でクリーニングしよう
簡単な汚れやくすみはご自身のお手入れでも落とせますが、傷や変色などはプロにお任せしましょう。
プロに指輪をクリーニングしてもらう頻度は汚れ具合によって個人差がありますが、半年〜1年に1度出しておくと安心です。
特にダイヤモンドなどの宝石がついている場合は、緩みやズレも気になります。
定期的にクリーニングをして、イエローゴールドの結婚指輪や婚約指輪をいつまでも美しく保ってくださいね。
横浜元町彫金工房でお作りいただいた指輪は、永久的に無料でクリーニング・磨き直しいたします。
お気軽にお問い合わせ、ご来店くださいませ。