ペアリングと結婚指輪の違い
2021.11.29
カップルのなかには、思い出の詰まった「ペアリング」をそのまま「結婚指輪」にしたいと考える方もいらっしゃいます。
今回は「ペアリング」と「結婚指輪」の違い、結婚後のペアリングの活用方法についてご紹介します。
ペアリングと結婚指輪の違い
「二人がおそろいの指輪を着ける」という点では、ペアリングも結婚指輪も同じです。どちらを着用していてもお二人の特別な関係を示すことに変わりはありません。
では、デザインや素材、耐久性などの点でペアリングと結婚指輪に違いはあるのでしょうか?
デザインの違い
結婚指輪はお二人の「結婚の証」として、永く日常的に使われるジュエリーです。そのため、シンプルで飽きのこないデザインが一般的です。着け心地や使い勝手、耐久性を考慮して作られています。
一方、ペアリングは基本的に「ファッションリング」と呼ばれるアクセサリーです。どちらかといえば耐久性よりもデザイン性や装飾性が重視され、トレンドを押さえたオシャレなものが多いとされています。
素材の違い
結婚指輪は日常的に何十年と身につけることを想定しています。そのため「プラチナ」や「18金(K18)のゴールド」など、耐久性に優れた素材が使われることが一般的です。
一方、ペアリングの素材としてよく使われるのが「シルバー」や「10金(K10)」です。これらはプラチナや18金のゴールドに比べると耐久性が低いため、長期間身につけるには少し不安もあります。
違いがない場合もある
結婚指輪とペアリングを一概に区別できない場合もあります。
「プラチナ」や「18金のゴールド」を使っているハイブランドのコレクションのなかには、ペアリングとしても結婚指輪としても人気が高い指輪もあります。
このような指輪であれば、結婚後も思い出の詰まったペアリングを「結婚指輪」として持ち続けることができるでしょう。
ペアリングを結婚指輪にしてはいけないというルールはありません。ただし、”デザインや耐久性などの点で永く身につけるには不安”と思う場合は、新たに結婚指輪を用意する方が良さそうです。
ペアリングの活用方法
新たに結婚指輪を購入すると決めたけれど、今あるペアリングの出番がなくなってしまうのは寂しいという方もいらっしゃるでしょう。
そんな時は、次のように活用してみてはいかがでしょうか?
- 結婚指輪に重ね着けする
- 左手の薬指には結婚指輪、右手の薬指にはペアリングを着ける
- チェーンに通してネックレスとして身に着ける
- お守り代わりに袋に入れて持ち歩く
- 紛失が心配な旅行時や遠出する際に、結婚指輪の代わりに着ける
アイデア次第で、さまざまな活用方法がありそうです。
今回は、一般的な「ペアリング」と「結婚指輪」の違いについてご説明しました。皆さまの結婚準備のご参考になりましたら幸いです。