結婚指輪は、夫婦でデザイン違いでも良いの?
2021.08.26
結婚指輪は「夫婦がお揃いのものを身につける」というイメージが一般的です。でも夫婦で好みが違ったり、似合うデザインが違う場合は、どうすれば良いのでしょうか。
実際、互いに似合う結婚指輪をデザイン違いや素材違いで購入されるご夫婦も多くいるようです。特に決まったルールはないため、必ずしも同じものを身につけなくても良いのです。
最近のトレンドとサンプルをいくつかご紹介しましょう。
男女別のデザインは、既製品にもある
既製品やハイブランドなどのジュエリーでも、男女別の結婚指輪は珍しくありません。
例えば、女性用にはダイヤが入っているけれど、男性用は宝石無しのシンプルなものだったり、女性用と男性用で色や素材、幅が違ったり…。
具体的にどのようなケースがあるか、次にご紹介します。
ケース1:女性は華やかで華奢なゴールドのエタニティリングが好みで、男性はプラチナのシンプルで幅広なデザインが好みの場合。
憧れている女性も多いエタニティリング。一方で、男性の場合は、扱いやすいシンプルなものを好まれることも多いでしょう。また、男性と女性では、似合う指輪の幅も違うかもしれません。
そんな時は思い切って、各自の希望を尊重して、それぞれにデザインを選んでみてはいかがでしょうか。
ケース2:肌の色が違って、それぞれ似合う色がシルバー系、ゴールド系と異なる場合。
一般的に、イエローベースにはゴールド系、ブルーベースにはシルバー系が似合うと言われます。肌の色に合わせて、結婚指輪の素材を選ぶというのも、方法の一つです。
ペア感を取り入れたい場合はどうすれば良いの?
男女別のデザインとは言え、どこかにペア感を取り入れたい方もいらっしゃるでしょう。横浜元町彫金工房で手作りされるのであれば、次のような加工が可能です。
1、指輪の内側にお揃いのカラーストーンや誕生石、刻印を施す
カラーダイヤは6種、誕生石は12種類からお選びいただけます。指輪の内側に宝石を埋め込むため、派手すぎないおしゃれを楽しみたい方にもおすすめです。
また、お作りいただいた指輪の内側に、20文字程度のお好きな文字を入れることができます。英数字の他、ハートマークなども刻印可能です。
指輪の裏側にお二人の特別な想いを込めてくださいね。
※指輪の内側に石の埋め込みをご希望の場合、リング幅は2.0mm以上のものをお選びいただく必要がございます。
2、素材、デザイン、仕上げのいずれかを揃える
結婚指輪(左)素材:K18YG(イエローゴールド)、デザイン:つちめ、仕上げ:クリア
結婚指輪(右)素材:K18PG(ピンクゴールド)、デザイン:甲丸、仕上げ:クリア
上記は、素材とデザインは違いますが、仕上げは同じです。仕上げは、指輪の表面を磨き、鏡のような光沢感を出す「クリア」という方法です。
このようにどこか1つお揃いにして、さりげなくペア感を演出することも可能なのです。「夫婦お揃いでなければダメ」という固定観念に縛られず、お互いが納得できる結婚指輪をお選びくださいね。