結婚式の演出で取り入れたいユニティキャンドル

2021.06.28

結婚式で大活躍するアイテムの一つが「キャンドル」です。キャンドルは雰囲気を和ませてくれる温かさや、ロマンティックな雰囲気を演出してくれます。

その中でもキリスト教式の結婚式で行う伝統的な「ユニティキャンドル」は欧米で定番のセレモニーです。

今回は「ユニティキャンドル」を使ったセレモニーや演出、その魅力をご紹介します。

ユニティキャンドルとは?

「ユニティ」とは「一つになる」という意味で、新しい家庭が築かれるという意味が込められています。3本のキャンドルを用意し、両サイドには細いキャンドル、中央には太いキャンドルをセッティングします。

ユニティキャンドルセレモニーの魅力は、両家が一つの家族になるという意味と同時に、ふたりが新たな家族として人生をスタートさせる象徴となっていることです。
欧米の結婚式では定番の演出で、とても神聖で幻想的な演出が好まれています。

どんな手順で進めるの?

手順はとてもシンプル。一般的な流れをご紹介します。

① 両家のお母様がサイドキャンドルに点火

両家のお母様は、新郎新婦が育ったそれぞれの家庭を象徴する、両サイドの細いキャンドルに点火します。

人前式や厳粛でないキリスト教式の場合は、お父様でも他のご家族の方でも問題ありません。

② 新郎新婦が中央のユニティーキャンドルへ点火

お母様やご家族が灯した両サイドのキャンドルを新郎新婦が手に取り、ふたつの火をひとつに合わせ、新しい家庭を象徴する中央の太いユニティーキャンドルに火を灯します。

③ サイドキャンドルの灯火を消す

両サイドのキャンドルを消すのは、育った家庭を巣立つという意味が込められています。

④ 新しい家庭の誕生

ふたつの家庭の火がひとつになり、新しい家庭の誕生を迎えます。ふたりの人生の始まりを表して儀式を終えます。

以上が一連の流れとなります。

用意するものは、キャンドルとキャンドルホルダーだけ。キャンドルは、細めのキャンドル(テーパーキャンドル)2本と、大きくて太いキャンドル(ユニティキャンドル)1本を準備しましょう。

キャンドルのデザインにこだわりたい方は、名前やイラストが入ったもの、結婚式のデザインテーマとおそろいにしたもの、自然素材を使ったもの、キャンドルホルダーに飾りをつけるなどオリジナルでアレンジしても素敵です。

参考にしたい演出方法

「結婚式で家族への感謝の気持ちを伝えたい」「家族にスポットを当てた結婚式がしたい」という人にぴったりなのがユニティキャンドルセレモニーです。

子供と一緒に結婚式を挙げるファミリーウエディングなら、親子一緒にキャンドルに火を灯すという演出も良いですね。

また、家族や親族のみで行う少人数ウエディングなら、親だけでなく家族や親族全員から受け継いだ火でメインのキャンドルに火を灯すという演出も楽しめます。

絆をつなぐユニティーキャンドル

お互いの家族の絆を受け継ぎ、ふたりが新しい家庭を築くことを象徴するユニティーキャンドル。

ふたりや家族はもちろん、ゲストも温かい気持ちに包まれそうですね。段落

感動的なユニティーキャンドルのセレモニーを、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。

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