クレオパトラも愛した5月の誕生石「エメラルド」
2020.04.17
ダイヤモンド・ルビー・サファイアと並ぶ、世界四大宝石の1つとして知られているエメラルド。
5月の誕生石としても知られていることから、婚約指輪・結婚指輪にエメラルドの宝石を入れようと考えている方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんなエメラルドの特徴から歴史、宝石言葉やお手入れ方法まで詳しく紹介していきます。
エメラルドの特徴・歴史
「エメラルドグリーン」という言葉がある通り、緑の美しい輝きが特徴のエメラルド。
その宝石名は、「緑の石」を意味するサンスクリット語の「スマラカタ」から、現在の名前に変化したと言われています。
非常に長い歴史を持つエメラルドですが、歴史的なエピソードとして特に有名なのが、クレオパトラとの関係です。
世界三大美女の1人であるクレオパトラは、なんと自分専用の鉱山を持っていたと言われるほど、エメラルドを好んでいたんだとか。
今も昔も、その独特かつ神秘的な輝きで、人々の心を魅了し続けています。
エメラルドの宝石言葉・効果
古くから人々を魅了してきたエメラルドは、かつては目・神経を休める、ヒーリング効果のある宝石と考えられていました。
実際にローマの第5代皇帝が、エメラルドを施したメガネを使用していたことも知られています。
また、エメラルドには「幸福」「幸運」などの宝石言葉がある通り、持つ人の直観力・精神力を高め、成功や幸せな導く効果があるとも言われています。
エメラルドのお手入れ方法
エメラルドは、特に注意してお手入れをしなければいけない宝石の1つです。
その理由は、宝石としての強度は十分にあるものの、クラック(ひび割れ)やインクルージョン(不純物)が多く、衝撃に弱いから。
超音波洗浄機を使用したお手入れには向いていないので、手・ブラシを使用してケアを行うようにしましょう。
1.ぬるま湯に中性洗剤を入れ、泡立てる
2.柔らかいブラシなどで、力を入れずに優しく洗う
3.タオルで軽く水分を拭き取ったのち、乾かす
エメラルドを乾かすときには、ドライヤーなどの使用は避け、自然乾燥させるようにしてください。
エメラルドを使用したあなただけの指輪づくりを
今回はエメラルドの特徴・歴史から、お手入れの方法まで紹介しました。
5月に誕生日・結婚記念日があるという方は、ぜひエメラルドを使用した指輪を作ってみてはいかがでしょうか。