きちんと理解できていますか?結婚指輪と婚約指輪の違いとは
2019.10.30
結婚のタイミングで必要となる指輪といえば、結婚指輪と婚約指輪の2つですよね。
結婚する2人にとって一生ものとなる2種類の指輪ですが、どんな違いがあるのかご存知ですか?
「わざわざ分ける必要はないのではないか」
「それぞれの指輪に何か決まりごとがあるのだろうか」
と感じる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、結婚指輪・婚約指輪の違いについて紹介していきます。
結婚指輪の意味と歴史
それではまずは、結婚指輪の意味と由来から見ていきましょう。
結婚指輪は、結婚式のときに新郎・新婦の2人で交換する指輪です。
夫婦として共に歩んでいく誓いを表しており、結婚式で交換したあとは基本的に一生身に付けることになります。
そんな結婚指輪ですが、もともとは9世紀にローマ教皇であったニコラウス1世が、結婚の印として認めたことが始まりと言われています。
その後、日本でも明治時代に指輪を着用する風習が取り入れられ、大正時代には結婚指輪の文化も定着しました。
婚約指輪の意味と歴史
結婚式で新郎・新婦が交換する結婚指輪に対し、結婚を約束した証としてプロポーズのときにパートナーに渡すのが婚約指輪です。
結婚指輪を交換するまでの期間限定でつける婚約指輪ですが、結婚後の着用タイミングについては、特に決まりはありません。
毎日つける方もいれば、記念日・デートなどの特別な時にのみ着用するという方もいらっしゃいます。
現代では一般的な風習として取り入れられている婚約指輪、なんと古代ローマ時代には同様の習慣があったんだとか。
今ではプラチナ・ゴールドなどが指輪の素材として使用されることがほとんどですが、当時は鉄が使用されていたそうですよ。
日本では、昭和30年代頃には婚約指輪の文化が一般化していたそうです。
結婚指輪と婚約指輪のデザインの違い
使用されるシーン・由来ともに違いのある結婚指輪と婚約指輪ですが、デザインはどのような違いがあるのでしょうか。
プロポーズのときに渡される婚約指輪は、一般的に華やかなデザインが好まれます。
代表的なデザインは、アームの中央に爪でダイヤモンドを1つセットした「ソリティア」と呼ばれるものです。
その他に、アーム全体にダイヤモンドを敷き詰めた「エタニティ」や、アームの半分のみにダイヤモンドをセットした「ハーフエタニティ」も人気があります
一方で結婚指輪は、永く着用しても飽きないシンプルなデザインが好まれます。
指輪の表面には何も装飾をせず、内側に結婚記念日・パートナーの名前を刻印するなどして、さりげないデザイン性を楽しむのもおすすめです。
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結婚指輪・婚約指輪、それぞれの着用シーンは異なりますが、どちらも一生に残る非常に大切なものです。
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