結婚指輪を「手作りする」
2019.08.17
絆の証・結婚指輪と、愛の証・婚約指輪。
そんな一生に一度の特別な1本が、あなたの手で、手作りできるのをご存知ですか。
手作りだからこそ、完成した指輪を手にとったときの達成感と感動はひとしお。指輪を作る時間までも、おふたりのかけがえのない想い出として残してください。
指輪の制作方法は大きく2種類
鋳造(ちゅうぞう)製法
冷凍庫の氷のように、溶かした金属を金型に流し込み成形する作り方です。
この鋳造製法を採用する手作り結婚指輪の工房では、ワックスと呼ばれる樹脂を削って原型を作成するところまでをお客様が行い、後日職人さんの手によって金属の流し込みや加工、仕上げが行われます。
固い金属そのものを加工することはないので、複雑で繊細なデザインの指輪を作ることが可能。ただし、冷凍庫の氷のように金属の密度にムラができたり気泡が入ったりする恐れもあり、耐久性が劣る場合もあります。
鍛造(たんぞう)製法
“鍛えて造る”の文字どおり、金属を叩くことで成形する作り方です。
この鋳造製法を採用する手作り結婚指輪の工房は、金属(地金)の棒を自ら曲げたり叩いたりして指輪を作っていきます。研磨や仕上げの工程までお客様が行います。
ご飯を軽い力で握れば口の中でほどけるおにぎりになり、硬く握れば硬いおにぎりになりますが、大まかに言えば鍛造もこれと同じ。叩いて圧力をかけることで素材内部の結晶が整って隙間がなくなり、耐久性に優れた“硬い”指輪ができあがります。
同様の理由から複雑なデザインを作るのが難しい製法であるとも言え、シンプルなデザインの指輪に限定されがちでもあります。
横浜元町彫金工房の手作り結婚指輪・婚約指輪
横浜元町彫金工房では、金属を叩いて作る鍛造製法を採用しています。
指輪の型を作らないので、シンプルなデザインの結婚指輪・婚約指輪をご希望の方や、費用を安く抑えたい方におすすめ。3時間ほどで完成し、石留めなどのオプションなしの場合は当日お持ち帰りいただけます。
当日は職人が修正しながら完成まで一緒に作ります。失敗することはありませんのでご安心ください(石留めなどの高度な技術が必要な作業は、一度お預かりして職人が作業。2〜3週間程度で完成します)。
これまでお客様がお作りになった作品は、先輩作品集のページご紹介しています。完成イメージを膨らませていただけると思いますので、ぜひご覧になってみてくださいね。