ウェディングボックスセレモニー:結婚式の思い出をタイムカプセルに
2022.01.27
結婚式の演出の一つである「ウェディングボックスセレモニー」をご存じでしょうか。特に海外の結婚式では人気のあるセレモニーです。
ウェディングボックスセレモニーとは
「ウェディングボックスセレモニー」とは、未来の新郎新婦に贈る結婚式のタイムカプセルを用いた演出のこと。別名「ラブレター&ワインボックスセレモニー」とも呼ばれています。
結婚式のゲストの前で、新郎新婦がワインのボトルとお互いへの手紙を箱に入れて保存し、鍵をかけたり、釘で蓋をする演出です。
蓋をした木箱は、結婚式の5年後や10年後の結婚記念日等に開けます。
セレモニーのタイミングはいつが良い?
人前式で取り入れるのであれば、挙式時にセレモニーを行うことができます。 披露宴の演出として取り入れるのであれば、お色直し後のメインの演出とすることが多いようです。
エントランスでゲストの方にメッセージを書いていただくと、参加型のイベントにもなります。 より良いタイミングをプランナーさんともご相談してみてくださいね。
準備するもの
木箱
セレモニー用の市販のワインボックスでもよし、オリジナルで作ってもよし。 結婚式の日付やお二人の名前を刻印できる木箱、鍵付きの木箱なども購入できます。
お二人の思い出に残るようなものをご準備ください。
鍵もしくはトンカチと釘
セレモニーでは、木箱が開けられないように鍵をかけるかトンカチで釘を打ちます。 トンカチを用意する場合は、布やリボンを巻いたり、お花をデコレーションするとセレモニーの雰囲気が出るでしょう。
ワイン
結婚をした年のもの、お二人が生まれた年のもの、お二人の思い出の年など、記念になるワインを用意してみてはいかがでしょうか。
せっかくの機会なので、とっておきのワインを奮発するカップルもいるようです。 ワインが苦手な場合、焼酎や日本酒など他のお酒で代用してみてはいかがでしょうか。
手紙
お互いへの気持ちを込めて手紙を書きます。開封する日の相手に向けて、素直な想いを表現してくださいね。
その他、木箱に入れる物のアイデア
ゲストに書いてもらったメッセージ、挙式当日の集合写真、お互いの好きな音楽や思い出の品などを入れることもあります。
5年後や10年後にボックスを開けると、タイムスリップしたように当時の感動や思い出が鮮やかに蘇ることでしょう。
お二人で思い出のワインを飲みながら、語り合うひとときが持てたら素敵ですね。
今回は結婚式の演出の一つとして「ウェディングボックスセレモニー」をご紹介しました。皆様のご参考になりましたら幸いです。