結婚指輪のつや消し仕上げ
2021.11.02
結婚指輪を選ぶ際、「キラキラ輝く指輪が苦手」「落ち着いた指輪が欲しい」という方もいらっしゃることでしょう。そんな方にオススメなのが「つや消し」の結婚指輪です。
一般的に「つや消し」と呼ばれる仕上げのうち、横浜元町彫金工房では「マット仕上げ」と「ヘアライン仕上げ」が可能です。
今回は、アンティークな質感で落ち着いた雰囲気の「マット仕上げ」と、上品で大人な雰囲気の「ヘアライン仕上げ」について、特徴と作品例をご紹介します。
マット仕上げとは?
指輪の表面に細かな凹凸を刻むことで、落ち着いた質感と輝きを作り出す方法です。つやあり(クリア仕上げ)の指輪と比べ、温かみのある優しい印象に仕上がります。
柔らかく優しい雰囲気で、アンティーク感のある仕上がりになります。その独特な華やかさは、特に女性からの人気を集めています。
一般的にマット仕上げは機械で行われますが、横浜元町彫金工房では、お客様ご自身でヤスリを使ってマットをつけていただきます。イメージに合うよう、お二人のお好みの質感に仕上げていただくことが可能です。
ヘアライン仕上げとは?
ヘアラインは、直訳すると「髪の毛の線」という意味です。その名の通り、指輪の表面に髪のような細い線を入れる方法を「ヘアライン仕上げ」といいます。
一定方向に入れた無数の線が光を乱反射して、シルクのような輝きを放ちます。マット仕上げと比較すると、少し白っぽい色味になり、よりシックで落ち着いた印象になります。
控えめで上品な輝きはとても魅力的で、飽きることなく身につけていただけることでしょう。マット仕上げよりもシャープな印象を持たれる方も多く、男性にも人気があります。
横浜元町彫金工房の作品例
マット仕上げ
プラチナ素材のマット仕上げです。優しく落ち着いた雰囲気の中で、可憐なピンクトルマリンがアクセントになっています。
ピンクゴールド素材のマット仕上げです。シンプルな形とデザインが、優しくあたたかみのある雰囲気を醸し出しています。
ヘアライン仕上げ
左がプラチナ、右がイエローゴールドの素材です。水平に細かなラインが見え、大人の雰囲気が感じられます。ゴールド系とシルバー系の表情の違いがお分かりいただけるのではないでしょうか。
ホワイトゴールドの素材の結婚指輪です。左が落ち着いた印象のヘアライン仕上げ、右がキラキラと輝くクリア仕上げ(つやあり)です。光の反射の具合により、全く違う印象になります。
このように、仕上げの加工次第で、結婚指輪の表情や印象がずいぶんと変わってきます。お二人の雰囲気やスタイルに合わせて、ぜひお好みの仕上げを見つけてくださいませ。