変わらぬ愛を約束する4月の誕生石、ダイヤモンド
2021.04.07
横浜元町彫金工房では手作りの結婚指輪や婚約指輪、ペアリングなどに誕生石やカラーダイヤを入れることができます。
カラーダイヤは、イエロー、ピンク、ブラック、ブラウン、ブルー、グリーンなどその種類も多様で、誕生石も月ごとにそれぞれ込められた言葉や持つ力があります。
今回はその中でも誕生石としての「ダイヤモンド」をピックアップしたいと思います。
4月の誕生石、ダイヤモンド
「清浄無垢」「永遠の絆」「不変」「純愛」という意味がこめられ、古くから、永遠の愛を誓うふたりに愛されているダイヤモンド。
一筋の光が差し込むだけで内側から美しいきらめきを放ち、婚約指輪や結婚指輪に多く使われます。
そんなダイヤモンドですが、4月の誕生石であることはあまり知られていないのではないでしょうか。
あらゆる石のなかでもダイヤモンドはとても希少価値が高いものとして知られており、宝石の王様とも呼ばれています。
一般的にダイヤモンドは他の宝石と比べても硬度が高く、傷が付きにくいともいわれています。
ダイヤモンドの歴史
ダイヤモンドの起源はとても古く、最も長いもので、約45億年の時間をかけて生成されたといわれています。
マグマの噴出によって地表に出てきたことをきっかけに人々の目に触れるようになりましたが、紀元前7、8世紀にダイヤモンドをみた人たちは宝石とは分からず、硬い石としか思っていなかったのだとか。
それが300~400年経ち、紀元前4世紀ごろからは既にインドで取引される物として出回るようになったと推定されています。
当時は限られた鉱物、資源として貴族や王族を始めとした富裕層が手にするものでしたが、1400年代にはヨーロッパを中心にファッションジュエリーとしての地位を確立していきました。 最初にダイヤモンドの産地で有名だったのがブラジル。1700年初期から150年以上市場を支配していたのだそうです。
現在のダイヤモンド市場のはじまりは、1800年代後半。探検家が南アフリカでダイヤモンド鉱床を発掘したことを機に、1900年代には南アフリカでのダイヤモンド産出量が90パーセントを超えました。
ダイヤモンドの由来
ダイヤモンドという名前はギリシャ語の「アダマス」に由来しており、「無敵」や「何ものにも征服されない強さ」という意味があると言い伝えられています。
ギリシャ神話の中で、ダイヤモンドは太陽神アポロンの守護石とされています。
そのため、ダイヤモンドは「美と富に恵まれ、愛に満ちた家庭を築ける」と信じられてきた宝石です。
今も結婚60周年を「ダイヤモンド婚式」と呼ぶことがあります。何年、何十年経っても変わらない愛で硬く結ばれるようにという思いも込めて、お互いに指輪やネックレスなど特別なジュエリーを贈るのも素敵ですよね。
先輩作品集より
真ん中は小さなダイヤモンドを散りばめており、右の婚約指輪は大きなダイヤモンドの輝きが際立つ爪セッティングです。美しい輝きを放ち、手元を明るく飾ってくれます。
こちらはピンクゴールドを使った女性らしい婚約指輪。ダイヤモンドを中心に絞りが入ったアームがオシャレな一本です。
とてもゴージャスな婚約指輪です。細めのリング幅に誕生石を埋め込み、中央のダイヤモンドを引き立てています。
ミルとコンビの特注デザイン。内側にピンクゴールド素材を使い、表面のミル、ダイヤモンドの輝きが優しく、柔らかな印象を与えてくれます。
右下はイエローゴールドのとても華やかな指輪。ダイヤモンドの輝きを最も美しく見せる爪セッティングでとても存在感があり、身に付けるだけで特別感溢れるデザインです。
左はクリアな透明感ある仕上げに、澄んだダイヤモンドを。シンプルながら、手元を美しく飾ってくれる指輪です。
まとめ
今回は誕生石、「ダイヤモンド」についてご紹介いたしました。
永遠の愛を誓う証としての結婚指輪や婚約指輪、ペアリングにダイヤモンドをあしらってみるのはいかがでしょうか?
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