ダイヤモンドの選び方で意識したい4つの基準
2020.09.28
指輪の主役と言っても過言ではないダイヤモンド。
ダイヤモンドにはG.I.A(米国宝石学会)によって設定された、グレードを評価するための「4C」という基準があります。
今回は、おふたりに最もふさわしいダイヤを見つけるための、4Cをもとにした選び方を紹介します。
カラット(Carat=重さ)で選ぶ
カラットは、ダイヤモンドの重さのことを示す基準です。
1ct=0.2gで、基本的にはカラットの数値が大きいほど価値が高くなります。
カラー(Color=色)で選ぶ
ダイヤモンドというと無色透明のイメージを抱いている方がほとんどかと思いますが、実は23もの色味に分類されているんです。
価値が高いのは、もちろん無色透明のもの。
黄みが強くなるに従い、価値が低くなっていきます。
クラリティ(Clarity=透明度)で選ぶ
クラリティは、ダイヤモンドの透明度の高さを表す基準です。
透明度はインクルージョン(内包物)と、ブレミッシュ(表面の傷や欠け)の有無や大小によって評価されます。
インクルージョン・ブレミッシュがなかったり、小さかったりするダイヤモンドほど、高価です。
カット(Cut=輝き)で選ぶ
4つ目の基準は、ダイヤモンドの輝きを大きく左右するカットです。
ダイヤモンドの評価の基準のなかで唯一自然に依存した要素ではない、職人の技術に委ねられた人依存の要素になります。
なお、これら4Cのなかで最も重要な基準が、このカット。
4C全ての基準を高く設けると、かなり値段が高額になってしまいますが、より輝きにこだわりたい方は、カットだけでも評価の高いものを選ぶのがおすすすめです。
横浜元町彫金工房でお選びいただけるダイヤモンドの種類
横浜彫金工房では、0.3ct、0.2ct、0.1ct、0.03ctの4種類のサイズのダイヤモンドをご用意しております(ダイヤモンドプロポーズコースは0.3ctと0.2ctのみ)。
また、0.3ctと0.2ctのダイヤモンドは下記3種類からお選びいただけます。
・カラー:H/クラリティ:SI/カット:VERY GOOD のスタンダード
・カラー:F/クラリティ:VS/カット:EXCELLENT のハイグレード
・カラー:F/クラリティ:VVS/カット:EXCELLENT のトップグレード
なお、結婚指輪に使用するダイヤモンドとしては、
カラー:H(熟練の鑑定士が微かな色味を確認できる程度のクラス)
クラリティ:SI(肉眼では内包物の発見が困難なクラス)
カット:GOOD(良いクラス)
上記が基準と言われています。
ダイヤモンドを選ぶ際には、ぜひ今回紹介した基準を参考に、お気に入りの1粒を決めてください。