3月の誕生石 アクアマリン

2021.03.22

温かい風に包まれ、桜の木に少しずつ芽が出てくる季節になりました。

3月はお別れと新しいスタートが入り混じり、1年のなかでも様々な転機が訪れる時期ですよね。

当店では手作りしたの結婚指輪や婚約指輪に、誕生石やダイヤを入れることができます。

今回はその中でも3月の誕生石「アクアマリン」をピックアップ。3月に結婚式を予定している方や、結婚記念日を迎える方で結婚指輪や婚約指輪、ペアリングを作る方がいらっしゃれば、ぜひ参考にしてみてください。

アクアマリンとは

アクアマリンは、「アクア(水)」の名前通り、薄い青から緑がかかった青まで、透明感のある爽やかなブルーが魅力の宝石です。

誕生石にはそれぞれ「石言葉」というものがありますが、アクアマリンには「聡明」「沈着」「勇敢」といった意味が込められています。

また、生き生きとした若さを保ちながら幸せな結婚を約束し、夫婦にどんな危機が訪れても仲直りをさせる魔力があると言い伝えられているそう。水の星座である魚座の人が身につけるといっそうその力を発揮するともいわれています。

アクアマリンの歴史

アクアマリンとは、ラテン語の「aquamarina」に由来しており「aqua(水)」と「marina(海)」で海の人という意味があります。

その昔人魚の宝石箱からこぼれた宝石が砂浜にうち上げられた、恋をした人魚の涙が宝石となって浜辺にうち上げられた、などいろいろな伝説が存在しているのも魅力のひとつ。

時代をさかのぼり、古代ローマ人はアクアマリンがローマの海の神であるネプチューンとの繋がりを施してくれると信じており、航海中に起こる危険から安全を約束してくれるお守りのようなものとして大事にしていたとか。アクアマリンを身に付けるとコミュニケーションや歌がうまくなるという言い伝えもあるんだそうですよ。

アクアマリンの産地

アクアマリンの産地で一番有名なのはブラジル。

その他にも、ロシア、インド、スリランカ、アフガニスタン、マダガスカルなどが挙げられます。

近年、ブラジルでの産出量が枯渇していると言われていますが、ブラジルのサンタマリア鉱山で採掘される深いマリンブルーの石が最高品質とされています。

ブラジルで採れたアクアマリンは、主にドイツやインド、タイへ輸出され、そこで研磨されて他国へ輸出されることが多いようです。

ブラジルのアクアマリンの特徴は、一つひとつの粒が大きく、傷が少ないということ。

そのうえ、純色にもっとも近い淡いブルーが多いといわれています。

採れたアクアマリンを一度加熱処理し、グリーンの色味を取り除いているため、
とても綺麗なブルー色をしており、何年経っても色味が変化することはありません。

アクアマリンをあしらった先輩作品集


こちらは、プラチナ素材のシンプルなリングに淡く綺麗なブルーが光る作品です。

こちらは、センターに大きなダイヤモンドを施し、サイドのストーンを埋めた中にさりげなくアクアマリンが光る一点です。

まとめ

今回は、3月の誕生石「アクアマリン」についてご紹介いたしました。

二人だけのとっておきの結婚指輪や婚約指輪、ペアリングに、アクアマリンを入れてみるのはいかがでしょうか?

きっと二人の新たな人生に困難が立ちはだかっても、アクアマリンの石の力が守ってくれることでしょう。

当店のブログでは作品以外にも、指輪に使う素材やおすすめのダイヤ、誕生石などを紹介しています。他の記事もぜひチェックしてみてください。

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