結婚指輪・婚約指輪:ダイヤモンドのお手入れ方法
2021.11.29
輝くダイヤモンドの指輪はいつ見ても美しいものです。そんなダイヤモンドも、時を経るにつれ心なしか輝きが鈍くなってきたような…。
そんな時のために、今回はダイヤモンドのお手入れ方法についてご紹介します。
ダイヤモンドの輝きが鈍くなる原因は?
ダイヤモンドは「自然界に存在する物質の中で最も硬い」といわれる宝石です。そんなダイヤモンドですが、油分になじみやすいという性質を持っています。
指輪を長く着けているうちに皮脂や化粧品などの油分が付着し、油の膜がダイヤモンドの表面を覆ってしまうことも。そうなるとダイヤの内部に光が入らなくなり、輝きが鈍くなったように感じられます。
ダイヤモンドの輝きを蘇らせるお手入れ方法
ダイヤモンドは脂の汚れがつきやすいため、こまめにお手入れすることが大切です。次の3つの方法をご紹介します。
1、外したあとは柔らかい布で拭く
日常的なお手入れとして、指輪を外したあとは柔らかい布で優しく拭いてあげてください。肉眼で見えなくても、油分やホコリなど細かな汚れが付着しているものです。
毎回きれいに拭き取ってから、指輪を収納することをオススメします。
2、ぬるま湯と中性洗剤で優しく洗う
輝きが鈍くなってきたと感じたら、ご自宅でクリーニングをする方法もあります。
【準備するもの】
- 少量の中性洗剤
- 柔らかい布や歯ブラシ
- ぬるま湯
- 洗面器などの容器
【手順】
1、少量の中性洗剤(台所洗剤など)をぬるま湯に溶かします。
2、1の中に指輪を入れ、柔らかい布や歯ブラシで汚れを優しく撫でるように洗います。ダイヤの裏側の汚れも洗いましょう。頑固な汚れが気になる時は、しばらく洗剤液に浸けてみてください。
3、真水に交換して、指輪をよくすすぎます。
4、柔らかな布やキッチンペーパーなどで水分を拭き取り、しっかりと乾かします。その後は専用ケースで保管することをオススメします。
【注意点】
上記のお手入れが適さない場合もあります。パールなど、非常にデリケートな宝石が留められている場合や、留められたダイヤが緩んでいるなど、指輪のコンディションが心配な場合は事前に購入店などで必ずご相談ください。
3、購入店などでクリーニングサービスを利用する
プロのクリーニングサービスを利用すると、細かい汚れも綺麗に取ることができます。クリーニングと一緒に点検やメンテナンスもしてもらえることが多く、安心です。
横浜元町彫金工房ではクリーニングを基本的に無料で行なっております。アフターケアについてはこちらの記事もご覧くださいませ。
皆さまの大切なダイヤモンドの輝きが、いつまでも続きますように。